染織史B

後期

1年次 染織技法の基礎知識を習得

テキスタイルデザインの基礎として、まず「染め」と「織り」、「ファッション」の原理を理解します。染料の扱い方と特性を知った上で、模様を染め上げる基本原理を学び、糸が組されて布になる基本原理を、織機の構造を理解しながら学習します。また、布と人体の関係を探りながら被服の構造も学んでいきます。

日本の染物・織物の歴史

授業内容・目的

日本の古代から近世にかけての染織作品・技法を紹介し、その用途や文化的背景に目を向けます。「きもの」の源流である「小袖」の意匠の特徴を探ります。また、祭礼衣装を掘り下げます。各自の作品や研究の創造・発想の一助とすることを目的とします。

教員:沖本 清美