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卒業生の活躍 本間 敏郎さん (株)ミサワ

本間 敏郎
Honma Toshirou

 

2014年 東京造形大学テキスタイルデザイン専攻 卒業
2014年 ネクタイの会社 入社
2019年 (株)ミサワ 入社
デザイン企画本部ファブリックデザイン部所属

 


 

現在、どのようなお仕事をされていますか?またやりがいはなんですか?

ミサワはライフスタイルショップのunicoを運営している会社でオリジナルの家具や雑貨、ファブリックなどを取り扱っています。私はその中で、カーテンやラグなどファブリックアイテム全般のデザインを担当しています。

トレンド分析・リサーチから始まり、素材・色・価格・機能など全ての要素を考えデザイン開発しており、カーテン・ラグ・寝具・クッションなど、時にはグラスやパッケージまで開発するため、織物や染め、刺繍や編みなど色々な技法に携わることが出来ます。
そこが難しく大変でもあり、やりがいでもあります。
またサンプルを作成する上で、メーカーの方と話し合いながら形にしていくのですが、よく意図が伝わっていなかったり、意見がぶつかる事もある中、会話を重ね最後に思い描いたものが開発できて、その商品が売れた時、メーカーさんとガッツポーズする感覚はデザインの仕事をはじめた時から1番好きかもしれません。
カーテン生地 拡大画像

デザインを考えるときは、まずどんな家具に合わせるか部屋のテイストがあるので、空間にあうものを描いていきます。カーテンとラグでも気を配るポイントが違いますし、学生時代に勉強していたこと気をつけていたことと地続きな気がします。

テキスタイルデザイン専攻領域を選んだ理由、きっかけ、始まりはなんですか?
昔から絵を描く事が好きで、兄も美大に行っていたので、なんとなく自分も美大に行きた いなと思っていました。
高校で服が好きになって色々な店や服を見ていて、自分は生地や素材に魅力を感じている事に気がつきました。服飾の専門学校とも悩んだのですが、素材の方が好きだという思いが決め手になり造形のテキスタイルデザイン専攻を選びました。
学部2年制作 装苑賞入選作品

同時期 実際の花を使用したテキスタイル

 

就職されてからどんな風にキャリア形成されたのですか?
大学卒業後、新卒でネクタイを取り扱う会社のデザイン職で入社しました。
私は大学では染め専攻だったので、ネクタイという9割高密度な織物、しかもシルクを多く使うアイテムで、新しい事だらけで大変でしたが本当に面白かったですし、今の織物の知識はこの時に身についたと思っています。
ですが、次第にネクタイというアイテムだけでは無く、色々なアイテムをデザインしたいという思いもあり、今のインテリアの会社に転職しました。仕事をしながらの転職活動はやはり大変でしたが、自分のやりたい事を深めていくためのタイミングが来たと感じました。
今はシルクのような素材はなかなか使う機会が無くなりましたが、ゴブラン織やドビー織、手織りや編みや刺繍、インクジェットやシルクスクリーンなど、様々な技法・素材・アイテムが扱えて楽しんでいます。
これからも色々なもので、楽しんで仕事がしたいです!

 

大学4年間を振り返り在学中にどのようなことを学びましたか?またその頃の自分に声をかけられるとするなら?
造形大学では違う専攻の授業も受けられ、社会に出て役にたち面白い授業がいっぱいありました。特に柄のリピートを考えPhotoshopやIllustratorなどでデザインする授業はとても印象に残っているのと、実際今の仕事でも直結する技術だと思います。
ですが自分自身の学生時代を振り返ると正直そこまで真面目では無かったですし、自尊心だけ高くてめんどくさい生徒だったなと思います(笑)
もっと真面目に授業に出ろ!時間あるんだから英語も勉強しろ!
とあの頃の自分に言いたい所ですが、不真面目なりに何かに取り組んでいたり、将来を考えすぎて悩んでいた記憶もあるので、「なんとかなるから、安心して今しかできない事をやりなさい」と優しく声をかけたいです(笑)

 

学生のみなさんにメッセージを一言!
なんとかなります。安心して今しかできない事をやってください。

 

 

取材協力 
unico 


interviewer 熊谷綾乃 
この度は取材にご協力頂きありがとうございました!