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卒業生の活躍 高田みひろさん ㈱サンゲツ

高田みひろ
Takada Mihiro


2017年 
東京造形大学造形学部デザイン学科テキスタイル専攻 卒業
2017年 ㈱サンゲツ 入社
インテリア事業本部ファブリック事業部商品開発課所属

 


 

現在、会社ではどのようなお仕事を担当されていますか?
サンゲツは壁紙・床材・カーテン等インテリアの内装商材を取り扱う会社で、私はその中で主にカーテンを開発する仕事をしています。デザインを起こすところから生地になるまですべての工程に携わる幅広い業務です。
また、その商品を見本帳と呼ばれるカタログにまとめて販売していく業態のため、商品を作った後、掲載写真のプランを考えたり、レイアウトや文字校正等の製本作業も仕事の一環です。
カタログ自体は1年半かけて作成され、カタログのテイスト・雰囲気が決まったら、そのブックに合う商品を開発していきます。
サンゲツのカーテンはプリントや刺繍加工もあるので、生地から携わり柄のデザインも行っています。
就活では元々インテリア関係の仕事をしたくて、的を絞ってガンガン履歴書を送って面接に行っていました。
アパレルはシーズンのテンポが早く、自分はもう少しじっくり物と向き合えるインテリア職がいいと思ってサンゲツに入社しました。



やりがいは何ですか?
一番のやりがいは、形のある「物」を作ることができるところです。「物」を作るというのは私が就職活動の際に重きを置いた部分でもあるのですが、誰かのお気に入りとして選んでもらえる、長く使ってもらえるような物作りに携われるのはテキスタイルの大きな魅力の一つだと思っています。
一般住宅だけではなくホテルやお店にも納品があるので、立ち寄った先に自分が携わった商品が吊ってあったり、ドラマのセットに使われていたり、分かりやすく目に見える喜びは大きいです。
また最新の流行生地を見るためドイツやパリへ出張に行くこともあります。カタログのテイストに合わせてピックアップし、国内や国外の工場へ振り分けます、若くても仕事をどんどん任せてもらえる環境です。そして新しいテキスタイルを常に見れるのでとても刺激になります。


 

テキスタイル専攻を選んだ理由、きっかけ、始まりはなんですか?
すごく単純な理由ですが、オープンキャンパスで開かれていたシルクスクリーンプリントのワークショップが楽しかったからです。それまでは正直他の専攻のことをあまり知らず、漠然とグラフィック専攻を目指していたのですが、何をしたいのかは明確ではなかった状態でした。テキスタイルのワークショップを通して、デジタルすぎないクラフト感、手を動かして物を作ることが好きなんだなと、自分の中の軸にしたい部分に気が付いてテキスタイル専攻に決めました。

 

在学中にどのようなことを学びましたか?またその経験は社会ではどんな役に立ちましたか?
染織等の基本的な知識については私の現在の仕事には直結して勿論役に立っているのですが、一番身に付いたと実感するのはプレゼン力です。
4年間で多くの課題をこなしていく中で必ず発表をする場があり、自分の考えや作品の意図を的確に人に伝える力が必要になります。色々な分野で活躍されている先生から質問や意見を頂くので、多方面からの物の見方や伝えを学ぶ機会となりました。
社会に出て必ず必要になってくる力なので学生時代に沢山経験ができて良かったと感じていることの1つです。
私は3年生の時は染め専攻を選択していました、1〜2年生までにあった織の授業も、染めで培った柄を描く力もカーテンの仕事をする上でとても役立っています。


ー在学中の作品

 


学生のみなさんに何かメッセージはありますか?
オープンキャンパスまでテキスタイルすら知らず、知識も技術も全くなかった私でも、とても価値のあったと思える最高の4年間を過ごすことが出来ました。
私は「服が好き」「裁縫が好き」「色を考えるのが好き」きっかけは何でも良いと思います。自由度が高く、自分の好きを貫いて形にすることができるのはテキスタイル専攻の良いところです。それをバックアップして下さる素敵な先生方も揃っているので、思い切って飛び込んでみて下さい。

 

 

 


取材協力 
株式会社サンゲツ


 interviewer 熊谷綾乃 
この度は取材にご協力頂きありがとうございました!